弘前、鉄道の旅1

 昨年の10月、弘前方面を巡る旅をしてきた。始発の花輪線に乗車し、大館を目指す。前日は二時過ぎに寝たので睡眠時間は2時間を切っており気分が非常に優れず列車の振動は体に堪える。

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大館駅

 100キロ程度の道のりを三時間も掛けて走破しやってきたのが大館。キハ110系はありふれすぎていて撮る気にすらならなかった。乗り換えの関係で1時間弱時間があるので朝食をモスバーガーで摂る。

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忠犬ハチ公

 忠犬ハチ公像。大館駅前のシンボルであろう。はるばる渋谷にもハチ公がいるのだというから感動的ですらある。

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小坂の専用線跡

 昔は小坂まで伸びていた専用線。小坂とその途中の雪沢温泉付近に廃線跡を利用したレールパークがある。私は小坂にしか行ったことがありません。踏切のレールはアスファルトで埋められていて二度と列車を通す気はないらしい。大館駅周辺の広大なヤードも役割を終えてしまっては無残である。

 その後701系電車に乗って弘前まで移動である。テスト勉強をしながらの移動だったので写真は少なめだ。

 弘前についてすぐ弘南鉄道黒石線に乗り換える。

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切符

 上のような一日乗車券が発売されている。子供は大人一人につき一人無料だそうで休日の散歩にはお手頃なものだろう。

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弘前駅

 車両は東急からの譲渡品で年期ものの感が強い。車体は軽くよく揺れる。隙間風も激しい。9月の割には熱く隙間風は心地よかったが(というか窓は全開にしていました)冬に乗ったら大変そうだ。(それほど気になりませんでした。冬季訪問時の感想)

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昭和の雰囲気漂う
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扇風機が回っている

 車内はこのような感じ。二両繋がっているが後ろの車両には人は殆どおらず前に集中している。弘前は暑いところであるにもかかわらず北国使用の扇風機が回っている。車内に広告は多いがそれほどの意匠は見られない、しかし郷愁の溢れる空間である。 途中の平川のほか交換できる駅にも乏しく単線のよく揺れる線路が続いてゆく。窓を開けているはずなのに騒音がひどいために踏切の音が聞こえない。左右上下、あらゆる方向に揺らされる。一面の田圃にたまに見える市街地。田舎館村には田圃アート駅というものもあり観光客が大勢乗り込んでくる。 黒石では特にやることがなかったので少し町を散策して弘前に戻る。弘前駅ではバスに乗り換えて中央弘前駅へ向かう。そのときはちょうどお祭りをやっていて中三の辺りは歩行者天国だった。そこで焼きそばを買って簡単に昼食を済ませる。

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弘前中央駅にて

 これは中央弘前駅。ここから大鰐線が伸びている。小川沿いに駅がありさぞ夕日に映えるだろうと思わせてくれる駅舎。改札も昔ながらのものであった。

投稿者: yonekura53

こんにちは、米倉と申します。海老名鰹だしとも申します。クラシック音楽と旅行好きの大学生です。

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